思い出のRPGということで、風雅システムから出たアマランス(Windows95版)のご紹介。
正確なタイトルはErste Verwirklichung AMARANTHですが読めやしねぇのでスルー。
PC98で全5作出たシリーズ物の1作目がWindowsでリニューアルされたものですが、悲しいかなこの1作しか移植はされて居らず、その後もう1作リメイクを発表して以来10年、風雅はゲームを出していないようです。
まだやる気はあるようで、まだまだ期待しているのですが。
概要は良くあるファンタジー世界のRPGで、さらわれた皇女を助けるためにもう1人の皇女や仲間たちとともに魔物と戦う、という感じです。
世界や道具の設定が細かくされ、また殆どの用語がドイツ語で付けられているので、独特の雰囲気が溢れている点が非常によろしい。
アイテムをとってみても、「プルプルシュネッケ」とか「不饐の磔劔」とか難解な名前が場を盛り上げてくれます。あ、そこ「厨二病」とか言って逃げないよーに。
ちなみに前者は紫色の貝、ということなので、purple shellのドイツ語なのでしょう。ぷるぷる。
また、ストーリーも序盤・展開・終盤と起伏があって惹き込まれるものがあります。
この手の物はリメイク前の方が評価が高いのが一般的ですが、何故98版ではなくあえてWindows版を推すかというと、そのテキスト量の多さに尽きます。
アマランスはパーティメンバー同士がキャンプ・宿などをする度に会話をするのですが、Windows版ではそのパターンが滅茶苦茶増えているのです。
のみならず、ダンジョンでアイテムを拾ったとか腐った回復アイテムを使ったとか、大したイベントでなくても喋るわ喋るわ。
また隠しイベントも山のようにあり、製作者の熱意が伝わって来ます。
また、それをオフィシャルページで公開しているという点も非常に好感が持てるところ。
正直、Windows版のマウス操作や黎明期ポリゴンで描かれたキャラクタとエフェクト等は誉められた出来ではありませんが、それらの不満を補って余りある楽しさがあるリメイク版でした。
会話の多いRPGというと最近だとテイルズオブ〜等で珍しく無いと思いますが、恐らくこのボリュームと作りこみに匹敵するものは少ないと思います。声が入っていない分もあるしね。
今だとEGGで98版の方が手に入り易いかとは思います。
こちらも大変お勧めなのですが、もしWindows版を目にすることがあったら、ストーリーRPG好きには手を出して損は無い作品だと思います。
ちなみに、98版ではアイテム名がカタカナではなくドイツ語アルファベットだったため、少年期の私にはアイテムの効果を把握することすら出来ず困難を極めました。
そんな私が大学の第二外国語でドイツ語を選択したのは、ひとえに銀河英雄伝説とアマランスの影響と断言できます。本当にありがとうございました(何)。
2008年02月20日
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