PS4版の Ys VIII Lacrimosa of DANA を今更ですがプレイしました。Ys8 は PS VITA でプレイ済みですが、PS4移植版は未体験です。それが正月に PSN ストアでセールになっていたので、なんとなく再プレイ欲求が出てきて買ってしまったんですよね。
なお、私の中での Ys8 の評価は傑作の一言です。近年の Ys ではダントツ1位の出来です。全シリーズを通してだと初代〜3作目が上位独占してしまいますが、思い出補正を抜きにして考えたらこの 8 が最高傑作と言えるんじゃないかと思っています。
そんな作品なので、再プレイにも苦もなく取り組め、新作と同じくらいのペースでプレイできました。それでもクリアに2ヶ月弱かかってしまう体たらくなのが悲しい限りですが……。
さて、続きはネタバレ込みのプレイ雑感です。NIGHTMARE モードの感想や、PS4版追加コンテンツについて語っております。
起動してタイトル画面へ。とりあえず2016-2017という数字を見て愕然としました。そっか、VITA版プレイしたの9年も前かー。
今回は一念発起して、難度は NIGHTMARE で始めてみました。2度目だし、まぁ行けるだろの精神で。あわよくばワンプレイでトロフィーコンプリート、という欲も否定しません。
ゲームスタートして、まずはグラフィックの拙さに驚きました。そりゃー高解像度化したと言っても 9 年前の携帯ゲーム機向けモデルがベースですからねぇ、無理もありません。
しかしファルコムのキャラグラフィックとモーションは全然進歩していない印象だったのですが、こうして見るとかなり良くなってきていたんだなと実感します。自分の見る目のなさを反省する次第です。
でもまぁキャラグラフィックはともかく、モーションはもっともっと頑張って欲しいんですけどね>ファルコム
まぁそれはおいといて。
動かせるようになってみて思ったのは、ダッシュの慣性が異常に強いということです。こんなんだったっけって疑問と、こんなんでボス戦とかまともに立ち回れるのかという不安が湧きましたが、いざ戦闘となると回避も接近も全てステップインでやるので無問題でした。なるほどこれなら慣性のことはサッパリ忘れていた訳です。
で、戦闘が始まってみると驚くのが NIGHTMARE のダメージのでかさ。3割4割当たり前で、全回避を心がけないとまともに探索も出来ません。移植版特典で冒頭から終盤の籠手を持っているのですが、その防御力をもってしても大ダメージです。どんな計算式なんだこれ。
それでも頑張って進めて行くと、今度はレベルがあまり上がらないことに気付きます。HARD だと適当に探索しているだけでボス戦には適正レベルだったのに、NIGHTMARE だとフツーに1割下のレベルで戦う羽目になります。前述のダメージのデカさも相まってキツいことキツいこと。
思えば Ys の3作目くらいまではボス前に着いてからレベル上げの必要があったので、それに近いバランスと言えば言えますね。当時はレベルが足りないと攻撃が一切通らなかった訳で、低レベルでも回復アイテムごり押しで行ける最近のは温情とも言えます。
結局、ボス前のレベル上げは行わずに進めたので、途中加入の仲間のレベルが上という珍しい体験をしました。
なんか移植版の感想というより NIGHTMARE の感想になってきてしまったので、ここらで移植版の追加要素の感想を。
まずは夜間探索。視界不良あり、敵の大群あり、スニーキング要素あり、ファストトラベルなしの高難度ダンジョンです。最初のはかなり手こずり、撤退と再挑戦の繰り返しを余儀なくされましたが、2つめ3つめは割と楽でした。
ご褒美としてレア素材、特に復活アイテムである完熟系のフルーツが潤沢に手に入るのが嬉しかったですね。ボス戦で一発死しまくるので、復活アイテムが無制限に使えるのは非常に助かりました。夜間探索がなかったら NIGHTMARE クリアは出来なかったでしょう。
それから制圧戦。防衛戦のアレンジ版で攻め込むタイプです。巣を全て壊してボスを倒せば勝ちなので、効率的に戦えば防衛戦よりも短時間で終わらせられるのが良いですね。とはいえそもそもスコア付きのバトルコンテンツはなんか好きじゃないので、これも正直あまり楽しくはありませんでした。
お次はダーナ過去編の追加ダンジョン。モードチェンジや装備品の追加があり、Ys8 には珍しいパズル主体のマップである事もあって中々楽しめました。ただ、本編との繋がりがほぼ無いので尺稼ぎダンジョン感は否めません。ボスは獲物違いのゴーレムだけだしね。
シナリオはエタニア王国の成り立ちが語られるだけなんで、「でも結局滅んだんだよね」という視点で見てしまって今ひとつでした。あげくキーキャラは私の嫌いな訳知りクソガキだし。
そしてその過去編のダンジョンの現在の姿が、本編クリア後の追加ダンジョンと相成るわけですね。強敵たくさん、地形は全理法具を駆使する必要あり、全6層で中間の回復・ワープポイントなし、という超高難度ダンジョンです。
頑張って進めてみましたが3層くらいで力尽きるので、諦めて難度を EASY に落として一気にクリアしました。難度変更直後はレベル上がりまくりで思わず笑いが出てしまいますね。
EASY にしたついでに防衛戦の追加難度をやってみました。裏ボスの強化版(Lv100超)が複数出てくるとか、かなり無茶な難度設定ですね。EASY だったからなんとかなったものの、私は NORMAL でもクリアできそうにありません。極まった人向けなんだろうなぁ。
ともあれ、これで無事にトロフィーコンプリート出来ました。万歳。
と、新要素はこんなところでしょうか。一通りプレイして、改めて Ys8 は良いゲームだと実感しましたね。
プレイしていて感じた事は初回プレイとほぼ同じ(医者先生つえーとか、リコッタ死に易すぎとか、幽霊船長の台詞だけ場違いとか、オケアノス戦のクライマックス感とか、その後の蛇足感とか、でも護り人3人衆はデザインやバックグラウンドも含めて好きとか)でしたが、結構忘れてたり初めて知ることもありました。
すっかり忘れてたのは、4人目の護り人ウーラの素性とか何故エタニアにも居たのかとかの話です。前3人が印象的すぎたのか、「擬態能力で世界を牛耳る」という発想について行けなかったのか、ホントにまるごと忘れてました。
でもこのウーラステージの宇宙っぽいマップを見ると、蟲の世界を滅ぼしたラクリモサはやはり大気をパージするとかそんな現象だったんじゃないかなーとか妄想が捗りますね。
も一つ、今回初めて知ったのがリトル・パロの正体が大地神マイアであったということ。これ、エンディングまで行ってからパロの人物ノートを読まないと分からなかったんですね。
いや確かにエピローグでパロが飛んできてマイアが現れている訳ですが、女神がパロの口を通して語っただけだと思ったんですよ。大地の女神なんだし、わざわざ翼で飛んで来なくても、どこからでも生えられるでしょ?
言われてみるとパロの好感度イベントで、夢を見ているとか夢から醒めたらどうなるとか、ヒントどころかそのまんまの発言があったんですよね。
しかしそうなると意味深になるのが、アドルに対して「島に残れ」と言っていたことです。女神に気に入られちゃったんでしょうか、アドル。
最後に、NIGHTMARE 難度でのプレイングが想像以上に楽しめたことを強調します。今まで 7 以降の Ys では、スキルの習熟度だけを基準にパーティメンバーを選んで進めていたのですが、NIGHTMARE だとそんな余裕がないので、敵にや地形に合わせて戦いやすいキャラを使うとか、パワーが欲しいからサハドを出すとか、よりキャラクタの個性を活かしたプレイングに誘導されていたように思えるんですよね。
また、前述したようにボスレベルが相対的に高い=ボス前でレベル上げの余地がある、というのも良かった気がします。攻略に詰まったらレベル上げという選択肢が考えられるのは、ボス戦リトライを繰り返した時のイライラ軽減になっていたと思うわけです。
とはいえダメージのデカさが極端なのには閉口したので、ダメージ補正は HARD のまま経験値入手と敵の攻撃パターンは NIGHTMARE ……みたいな難度があったら良いなーとか思いました。あんま細分化するのも良くないでしょうけどねー。
2025年02月24日
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