2021年08月04日

ロスト・エコーズ (4)

ロスト・エコーズ(リンク先・18禁)のプレイ記、最終回です。
まずは総評。久々にプレイした伝奇エロゲで、非常に楽しかったです。肝である超常現象や歴史背景は丁寧に(丁寧すぎるほど)描かれており、キャラ毎のルートの展開にもバリエーションがあって満足でした。
その伝奇要素以上に良かったのが日常のキャラ同士の会話ですね。仲良く軽妙で楽しい会話が、どこか独特な雰囲気の下で展開します。プレイし終わった後、もっと彼らの会話を聞いていないな、という気持ちになれます。
エロ関係では下着に拘っていたのが実に良かったですね。全キャラ複数種の下着をもち、またほぼ全員が主人公と親密になった後に気持ちを盛り上げるために勝負下着を用意する、というシチュエーションを持っていたのもアツい。

残念だったところは、色々作りの粗さが目立ったところですね。テキスト、ボイス、画像の指定が間違っているところが多々ありました。エロゲなんてそんなもんと分かっては居ても、ちょっと目に余るミスの多さです。
先に挙げたように複数下着があるため、立ち絵からイベントに移行するときに急に下着が替わる……なんて事もままありましたし。
あとは、過去の舞台設定をゲーム中で詳細に語りすぎて、テキストのバランスが悪いようにも感じました。これは好き好きかも知れませんが、もうちょっと内容を絞っても良かったんじゃないかなと。

お気に入りのキャラは巫女の雛緒先輩と妹の晶穂。雛緒はなんと言ってもその奇行と独特な言葉遣いが、晶穂は基本良い子ながら主人公をからかったり他の娘を牽制する時の悪い顔のギャップが、それぞれ良かったですね。
他のキャラもそれぞれ濃いめのキャラ付けで、どの組み合わせでも楽しい会話が広がるのが良かったです。
欲を言えば、舞台が福岡でかなり地理も絡んでくる話なので、1人くらい博多弁の娘が居れば良かったなーなんて。まぁ訛りとか考え出すと過去パートの人々の言葉遣いが突っ込みどころになっちゃいますが……。


さて、続きはネタバレ込みのプレイ記になります。最終ルートを扱いますので、未プレイの方は閲覧はご遠慮ください。



前回4キャラクリアしたところでタイトル画面に出現した「ロスト・エコーズ」からスタート。冒頭、卯実視点で雛緒に里久が過去改変に成功した事を告げるシーンから。
どうやらこのお話の卯実は力を使いすぎたのか、里久が戻ってくると同時に消滅するそうです。人々の記憶からも消えるので、里久へのフォローを雛緒にして欲しいと。雛緒は嫌がりますが、どうしようもなく卯実は消滅。

翌日から日常が戻りますが、微妙に人間関係が変わっていて戸惑う里久。これまでのルートでもよくあったシチュエーションですが、今回相は談する卯実は居らず。
結佳ルートのエピローグと同じく、消えた卯実の名残を思わせる習慣もちらほら出ますが卯実の存在に気づく者はありません。しかし、雛緒だけは「満たされない」という感覚を打ち明けます。
そんな中、考古研に砕けた竜珠が届き、なんか気になる里久はそれをゲット。先生に見せると力が込められて、卯実との記憶が垣間見えるようになります。

先生=多岐津姫命のアドバイス通り石を持って色々な場所に巡ると、どうも里久と誰かの2人で珠に触れると、その人の卯実の思い出が見えるようです。確かにこんな子居た! となりますが名前はなかなか思い出せず。最後の結佳が触るととうとう皆で卯実の名前を思い出しました。
名前が分かれば残る記憶も一気に戻ります。里久にはついでに過去改変中に会っていた和重霞との会話と、その中で知った和重霞の過去も思い出すことに。そして竜珠は完全復活。

居なくなった卯実を取り戻そう! と決意する一同。そこに現れた多岐津姫が、卯実を復活させる方法を提案します。即ち、過去に戻って和重霞を御祭神に祀り上げ、毎年祭を行い信仰の力で満ちさせれば、力を使い果たして消滅することはないだろう、と。琥珀ルートのメソッドをより大規模に行う訳ですね。
そういう訳で、里久と結佳は過去へ。和重霞を説得し、望んで御祭神になって貰うのがミッションですが、隠し神の身分に満足している和重霞は頑として認めず。
そこで武緒が一計を案じ、和重霞と共にある人物を祀ることを約束してもらいます。その人物とは里久自身。武緒に一杯食わされた和重霞は、里久と夫婦神として祀られることを了承しました。
里久の昇神の儀式を行った後、現代へ帰る2人。どうした理屈か、里久は人であり神として皆から認識される存在になっていました。ついでに晶穂も。

そして祭の当日。神輿に乗って祭り上げられた里久の元に、信仰が集まった卯実が顕現するのでした。
後は夫婦神らしくHしたりHしたり。だけではなく、他の女子らからの里久へのアプローチが激化。しかし卯実は里久を独占せず、他の女子らと付き合うようにけしかけたりもします。
どうも神と人の寿命の差を気にしているのと、元来の人に譲る習性の現れのようですが、里久と晶穂の説得により前向きになる卯実。
結局、里久と卯実は互いに思いを寄せ合う夫婦となり、かつ周りの女子たちともデートをしたりする半ハーレム状態にもなりましたとさ。ハッピーエンド。


終わりました。お、思っていたのと方向性が大分違いましたね。もっと和重霞誕生とか初代巫女とかその辺を歴史背景込みでがっつりやるのかと思いましたが、通り一遍触れただけで後は関係なしとは。
グランドフィナーレ、あるいは集大成というよりは、おまけシナリオ的な印象でしたね。それならハーレムルートでも納得です。というかやるならもっとがっつりハーレムやって欲しかったかも。
まぁライトな会話が愉しめたのは良いルートだったと思います。前半、神様捜しに奔走する雛緒先輩がウザ可愛かったし。

人神設定についてはよく分からんというのが正直なところですね。400年前から「悠樹里久」の名で祀られていた訳で、悠樹さんちはどうして生まれた子にその名を付けたのか? 両親も生まれた瞬間に神と分かって「この名前しかない!」となったのでしょうか?
あと寿命の違いだって、魂の継続性がある世界観なのですから、それほど気にすることはないと思うのですが……。むしろ里久が寿命を迎えたら、正しく神同士の夫婦になれそうな。
卯実にしても、和重霞の名前で祭神になったのに、周りが卯実卯実呼んでたら呪をかけて力を削ぐようなことにならんのかなーとか思いました。

極めつけは晶穂。なんで「悠樹晶穂」の名で祀ることができたのか? 晶穂の推測では、神になったのは加弥姫が里久を追いかけるために自分の魂を神にしようとしたようなのですが、晶穂の名は誰も知らなかった筈なのになー。
前述の里久の場合と同様に、先に神の名があって後追いで両親が晶穂と名付けたのなら納得(?)ですが……里久-卯実の夫婦神を認めながら悠樹姓を選ぶ加弥姫の心情がまた怖いことに……(ガクガクブルブル
ぶっちゃけ、晶穂の昇神関連は必要ないエピソードだったように思えます。晶穂ルートでやりたかったことの名残なのでしょうか?


さて、これで一通りプレイは完了でしょうか。
CGモード、シーン回想モード共に抜けはなし。BGMモードに2,3曲 ??? のままのがありますが、BGMだけ取り逃しってことはないと思いますし……ひょっとして、偶にあった無音のまま進行していたシーンで鳴るはずだったBGMだとか……????
まぁ考えていても仕方がありません。後は、晶穂攻略中に少し迷い込んだ花連関係のシナリオが気になるので少し選択肢を振ってみたりしましたが、晶穂が消えてしまうバッドエンドに繋がるか本筋に戻るだけで花連方向には進まず。
攻略サイトなんかを見ても花連シナリオはないっぽいので、これで終了と言うことにします。

いやー久々にしっかりエロゲを遊べて満足です。せっかくだからFANZAのセール中にもう1つくらい何か買っておこうかなー。
posted by ひろし at 22:30| Comment(0) | ゲームプレイ記(18禁) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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