2016年10月04日

Ys VIII (9)

ずいぶん間が空いてしまいましたが、Ys VIIIのプレイ記最終回です。
前回の記事の最後に、イースシリーズはアドルの冒険記(冒険日誌?)だから矛盾があったとしても事実を記述しているとは限らないのでOK、という乱暴な論をぶち上げました。
だからアドルが見聞きしていないところの描写(「ダームの塔が沈黙しました」とか振り向きリリアとか)は全部アドルの脚色なのだ……までいくと流石に言い過ぎですね。

実際考えてみれば今日我々が冒険日誌の内容を(ゲームという形で)知り得るのは、執筆者であるアドル以外にも出版に当たって脚色した編集者、ないしは翻訳者がいると考えた方が良いでしょう。
そう考えると、移植やリメイクで話の筋が変わってきてしまう理由も納得がいきます。読者=プレイヤーは気に入った翻訳者や版を選んで遊んだり正史扱いしたりすれば良いのではないでしょうか。
もちろん、一番信頼できて人気のある翻訳者は日本ファルコムなのですが、こちらも翻訳時期によって解釈がずいぶん変わっていますし、ホント好みの問題ですね。
というわけでハドソンでもタカラでもコナミでもタイトーでも羽衣翔でも飛火野耀でも大場惑でも同人誌でも、あなたの好きなタイトルを愛でましょうそうしましょう。

さて、続きはネタバレ込みのプレイ記です。クリア後なのでゲーム全体バレてますので、閲覧の際はご注意ください。



1回クリアしたので、2周目に入る前にクリアデータをロードして1周目第六部に戻ります。後日談を経たデータで、各種やりこみ要素ができる親切設計みたいです。配慮が行き届いてますなぁ、良くも悪くも。まぁコンプリートを目指すために利用させて貰いましょう。
ロードするとボスアタック用のワープ石が漂流村に出現。既に古代種の襲撃が差し迫った状況のためか漂流者達は一顧だにしません。
ボスアタックは例によって個別と通しのボスラッシュがあり、今作はなんと全難度選べる模様。至れり尽くせりですね。
そしてやっぱりアクセサリの効果は反映されるようなので、割と楽そうです。にしても今回ボス多いなぁ。
これはひとまず置いといて、1周目でできる限りのことをしましょう。

まずは装備品。買ってない奴を片っ端から……、の前に。
迎撃戦でS評価を取れていないものが多々ある……というか迎撃戦自体最後までプレイしていなかったので、こちらをやることに。ついでにキャラ別プレイ時間のクリアも目指して、あまり使ってこなかったキャラを中心に使っていきます。加入の遅かったリコッタやヒュンメルあたりですね。
流石にクリア後までパラメータが上がっていると序盤の迎撃戦は楽勝も良いところ。そして思惑通りS評価で未所持のアクセサリやスキルポイント上限突破アイテムが手に入ります。そうか、SPもMAXじゃなかった。
結局ラストの9連戦(長い)もなんとかSでクリアでき、残る装備品は全て買う&作ることに。これで装備類100%は達成。

戦闘記録とかもラスボスで100%行っているのでこれで制覇……かと思いきや、イベントアイテムが何故か100%になっていないのでまた探し回ることに。といっても好感度MAXは達成しているのでプレゼントの取り忘れではないし、クエストも100%なのでクエストアイテムでもない。宝箱でもない。
ここまで来たらお手上げ、ということで結局攻略サイトを解禁して調べてみました。足りないアイテムは……ピッカード。そういや農場に居るのが2体って中途半端だったなぁ。
どうやら地下水脈に居るらしいのでお迎えに行きますが、これがみつからない。マップ上にマーカーはないし、まさかと思って水中も探しましたがそこにもおらず。
結局4〜5往復くらいして諦めかけたところで、宝箱のあるくぼみのちょっと手前で発見しました。敵に比べるとピッカード小さすぎ!
これでアイテム100%のトロフィーも達成。農場の生産能力も向上しました。エクソダス待ったなしの状態で農場運営に打ち込むクルト少年はただ者じゃないですな。なお、捕らえて檻に入れたピッカードはマップに映るようになりました。遅いよ!


さて、これで残るトロフィーはあと1つ。これも攻略サイトを参照すると、ナイトメアクリアのトロフィーのようです。こればかりは今周無理なので、2周目必須ですね。それと、ボスラッシュ関連は今回トロフィー条件に入らないようですね。
でもまぁ折角なのでボスラッシュ開始。難度はイージーで、慣れのアドル・火力のヒュンメル・機動力のリコッタという鉄板パーティ。ヒュンメルにはSP消費2倍で火力2.5倍のアクセサリを着けて火力さらに上乗せ……にしたつもりでしたが、消費SPが増えていないところをみるとこれはボスラッシュでは無効アクセのようですね。残念。
それでも序盤〜中盤ボスは1撃必殺。終盤ボスも攻撃パターンが変化する前に勝負が付く速攻展開が多く、楽勝ペースでした。終盤アクセサリは強力ですねー、やっぱ。

これで思い残すこともないので、再度ラスボスと後日談をプレイして2周目ナイトメア用のクリアデータを作ります。
今回のやりこみでは戦力はほとんど増強されていません(SPくらい)が、慣れるとラスボスもエピローグボスもアイテム要らずで楽勝。これにて1周目完。
攻略サイトに拠れば2周目限定要素もないようですし、続きはぼちぼちプレイしていきましょう。



しかし、終盤を再プレイして「大樹が生まれて以降の世界は神様が見ていた夢で、起きた瞬間に問題がないように大樹抜きで作りなおした」という展開がやっぱりひっかかりますなぁ。
前回の記事で突っ込んだ過去作の扱いがどうなるとかもそうですが、作中でも色々疑問に思うところが出てきます。思いつくままに列挙すると、

・なぜ「新しい世界」ではエタニア王国とヒイロカネだけ選択的に無かったことにされたのか
・「夢の世界」で、はじまりの大樹によって生まれた古代種の起こした「船の沈没」と「医者の死」は別の事故に置き換えられたのに、村への襲撃やオケアノス討伐は 無かった ことにされ平和な島扱いになったのはなぜか
・神ダーナの人格は「夢の世界」から連れてこられ、「新しい世界」では存在が抹消された(エタニア王国が無ければ巫女として育ったダーナは存在し得ない)。では「夢の世界」の体験を得てしまった「新しい世界」のアドルら5名の過去はどうなったのか
・はじまりの大樹が無い=ラクリモサが起こらない世界で、4つの種はどうやって滅びたのか。特に蟲

などなど。結局は都合良く作り替えたってことなんでしょうが、スッキリはしないですよねぇ。
なんか、語らずに想像に任せるって事なのかも知れませんがどうにも読後感が悪くて歓迎できません。思えばセルセタの時のエンディングもちょっと不快感のある描写不足でしたし、最近のイースシナリオ担当者と私の感覚のズレなのでしょうか。

またこれ以外にも疑問が残るのが、なぜ古代種が島に生息していたのかとリコッタの素性の2点ですね。
前者ははじまりの大樹が生み出していた事が描写されていますが、ラクリモサ開始前のあの島に古代種を放っていた理由がよく分かりません。ン十年前の海賊も遭遇していたようですし、オケアノスは周りの船沈めまくってますし。
だいたい古代種=竜種は大樹自身が滅ぼしたエタニア人に連なるもので、「種を滅ぼす」という観点から言うと竜種もろとも滅ぼしていてしかるべきなんですよね。てめーで滅ぼしたのをてめーがまき散らすとか、何がやりたいのか分かりません。
超好意的に解釈するなら人間に対するラクリモサは既に何十年も前から始まっていて、滅ぼすための道具として捕らえた想念から竜種を再現、人にぶつけるための準備をしていた、とかでしょうか。人間を滅ぼす天敵が竜種というのも訳が分かりませんが。

後者のリコッタに関しては、まー次回作とかで再登場させてフォローする気なんでしょうね。
今作の情報だけを集めると年齢12歳で島の外を見たことがなく、ししょー(大猿)やセンパイ(鳥)に育てられたと。タナトスが島に来て「父上」になってからは彼と漂着物から人間の文化を学び、外に興味を持つわけです。
しかし終盤、タナトスが島に漂着したのは2年前とつい最近であることが判明します。ってことは10までワイルドライフをして、2年で言葉を喋るどころか本を読むまでに成長したのか! でもししょー語は話せないのか!(意思の疎通はできるけど)
まーあの世界の言葉、ロムン語は非常に平易なのかも知れませんね。オウムが1日で言葉を覚えられるくらいですし。


正直、イースシリーズで作品(地域)をまたいで登場するのはアドルとドギだけで十分だと思うんですけどねぇ。V-VIではテラ、VI-SEVENではガッシュと2作出演した例はありますが、どちらも長続きはしていませんし。
リコッタも無理に再登場しなくても良いと思うんですがね。それこそ、アフロカでの冒険のさなかに再会した――かもしれない、みたいな曖昧さを残して。
タグ:Ys VIII PSV ARPG
posted by ひろし at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームプレイ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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