2016年08月23日

Ys VIII (6)

YsIIIプレイ記第6回です。
今作はジャンプアクションの復活に伴い、ARPG定番の2段ジャンプを可能にするアイテムが存在します。これにより行動範囲が広がって新たな宝箱が手に入ったりするわけですが、実はけっこうな場所が2段ジャンプしなくても立ち入れます。
というのも天然の地形が多いためほとんどの段差は斜面でできており、ダッシュで突っ込みつつジャンプを連打していると何かの拍子に上れてしまうんですよね。
また、ストーリーに関わらない垂直な柱だらけの小ダンジョンでは、明らかに2段ジャンプを想定した高さにとっかかりがあるにも関わらず、ルートを吟味して頑張ればこれまた通常ジャンプで全宝箱を回収できちゃいます。
こういう穴のある設計は古いゲームにはよくあったので、結構好感が持てます。色々試したくなるワクワク感があるんですよね。

……とか思っていたら、いざ2段ジャンプを手に入れてみると重要なストーリーに関係する段差は全て垂直で、それ以外の先に取られてもいい小イベントや素材なんかは斜面になっていることに気付きました。
つまり結局は管理された区域の中で遊んでいただけで「お前らこういうのが好きなんだろ?」的に餌をばらまかれていた訳ですSHIT!
……そうだよね、そんな穴を残すくらいならジャンプ系のスキルでも空中で発動すると決して高度が上がらないようになんて徹底的に調整しないよね……。
つーか、プレイヤーの嗜好が分かっているなら実際そういう穴(よく言えば自由度)のあるARPGをまた作ってくれませんかねぇ、ファルコム。初代Brandishみたいにバギーなやつとか、ドラスレファミリーみたいに無理矢理非推奨キャラで突破できるやつとか。

さて、続きはネタバレだらけのプレイ記です。後半、大きくストーリーが展開するあたりですので未プレイの方は特にご注意を。



ダーナが故国エタニア滅亡の原因を思い出す夢を見るのに前後して、ダーナ(過去)の前に黒ローブの思わせぶりなキャラが現れ、思わせぶりなことを喋ります。
なんつーか、東亰ザナドゥを彷彿とさせるキャラ作り&喋りで思い切り他のキャラから浮いてるんですが……ま、まぁ後半急展開するところですのでこれまでと方向性が全然違うキャラってのもアリなのでしょう。
それはまだ良いんですが、初登場時の名前表示で声優名が???になっていることとゲーム進行度(既に3/4は消化済み)から正体は既出キャラ→該当するのは女王のみ、と正体が分かってしまうのがもう非常に興ざめです。

そろそろ言いたい。声を大にして言いたい。イースでも軌跡でもその他でも、いいかげん登場時に
「(キャラ名)/CV:(声優名)」の表示はやめてくれ。
いや別に声優を推すのは今に始まったことじゃないから良いんですよ。ラジオとかミスリリア(あれは歌手か?)とかまたやっても良いですよ別に。私も若い頃はアニメ声優の名前と役どころ覚えたりしてましたし。
でも実際これテンポ悪いし、こういう謎キャラの存在をぶちこわすし、個人的には格好悪いと思うし、害しかないと思うんですが……。

まぁ、それはおいといてとにかく災厄の影にエタニアの信仰の対象であるはじまりの大樹と王家があることを知ったダーナは過去と未来で王家の谷を目指します。アドルらダーナを追い、道中で合流。例によって植樹で道を開き、現代アドルパーティで墓所を攻略。
奥にあった壁画の前で黒ローブに会い、災厄がはじまりの大樹によりもたらされた生命のための淘汰である旨が告げられます。そして漂流村にはかつてない勢いで古代種が襲来。第五部完。
な、長かった……。特にこの章は行動範囲が広がるアイテムが一気に手に入ったので未踏領域の探索を含めてプレイ時間はかなりのものでした。

第六部開始。古代種の猛攻にさらされる漂流村はジリ貧(徐々に不利)ですが、隙を突いてアドルらを原因究明のため送り出します。すると始まりの大樹を覆う霧が大きくなっており、アドルらは大樹に突貫します。
そして案の定霧の中で仲間とはぐれ、かつてのダーナと同様に単身謎の龍と戦うアドル。勝利するとダーナと同じアザがアドルにも付きました。
その後黒ローブと他3名が登場。大樹のもたらす災厄、名付けてラクリモサは地上を守るために栄えすぎた種を滅ぼす物であり、生き残れるのは滅ぼされる種から1体選ばれ不老不死となった見届け人のみ。彼ら4名は過去滅亡した種の見届け人であり、ダーナもアドルもそれに選ばれ、今まさに人間に対しラクリモサが始まったと教えられます。

つまりアレか。「地上がもたんときが来ているのだ!」「アドル、人類などは地上のノミだとなぜ分からん!」ということか。たかが石ころ1つ、フラッシュガードで無効化してやる!
えーと、進化のための淘汰なら滅ぼしちゃうと不味いんじゃ……王家の谷での話の解釈、間違ってたかな?
正直、Ys SEVENの「1,000年毎に滅びる文明」の2番煎じ感は否めませんが、周期がン千万年以上で滅びる単位が種ですからかなりスケールは上がっているのは確かです。でも2番煎じだよなぁ……。
↑で引いたのはガンダムの台詞ですが、アレはSFで地球の資源を使い尽くし、汚染し尽くした後でしたから真に迫る台詞でしたが、帆船で航行し大砲を小型化して銃ができはじめたのがせいぜいのイース世界でそんなこと言われても……。
まぁ、現実世界になぞらえれば数百年後には大規模環境汚染とか始めるでしょうし既に人間由来の種の絶滅とか起こっていそうですし、はじまりの大樹からみれば頃合いなのかも知れませんね。

してみると、はじまりの大樹はシムアース(Simuじゃなくてガチだけど)をやっているようなものなんですね。ヒトデが文明を持ちました!
で、文明を持って繁栄しすぎた種を自分で滅ぼしてまたやり直すと。繁栄しすぎの基準は謎ですが、延々同じゲームを楽しむゲーマーの鑑ですね。きっと滅亡から繁栄・最滅亡までのRTAとかしてるに違いない。
そういえばエタニアはモノリスをふつーに使ってたんだから、あと2〜3枚与えれば宇宙移住エンドを迎えられたんじゃ無いでしょうか。災害コマンドを使いまくって虱潰しにするよりも簡単なような……。それじゃ面白くないのかな。

えーと、話を戻しましょう。黒ローブら4人も見届け人、つまり滅んだ種のベスト個体。世界は5回滅びていた訳です。見届けるだけなので抗おうとするアドルらを積極的に妨害はしませんし、助言をくれたりもします。
その言葉からラクリモサに対抗する手段であるセレンの園を知ったダーナは、過去の王家の谷を目指します。現代では破壊し尽くされていたそこもエタニア時代は健在。しかし既に種が滅亡に貧しているためエネルギー源である「想念」が足りず、エタニア人、というか竜種に対するラクリモサを止めることは叶いませんでした。
しかし人間のターンに望みを繋ごうとダーナは最後の植樹で園を守ります。そしてエタニア人が死滅した後、ダーナは黒ローブの正体が女王だと看破し、見届け人の仲間になることを拒むべく、大樹の前で自分の頭を撃ち抜きました。その後彼女はアドルが来るまで樹に絡まって待ち続けた、という訳ですね。


話の展開のキリが良いところで今回はここまで。急展開で面食らう向きもありましたが割と良い盛り上げではないでしょうか。ただ、上にも書いたように2番煎じ感があったのは残念でしたね。
あと、エタニア人が滅んでいく様はダイジェストで、だいぶソフトに描かれているなーと感じました。まぁ下手に凄惨な描写にしてCERO対象年齢を引き上げるのも得策じゃないんでしょうね。
さて、セレンの園に注ぐ水路が6本。見届け人が4人、パーティ内の種は2つ。もう展開は読めたような物ですが最後までゲームを楽しむとしましょう。
タグ:Ys VIII PSV ARPG
posted by ひろし at 01:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームプレイ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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