2016年07月14日

DOA 5 Last Round ファルコムコラボコスを本気出してレビューしてみた

PS4版 Dead or Alive 5 は追加DLCのコスチュームが充実していることで有名です。10,000円のコスチュームセットが6種類(今後リリース分も含む)もあり、それを全て買ってもまだ全て揃わないと言えばご存じない方にもその凄さが分かると思います。
そのコスチューム類に、昨年9月に『日本ファルコム』コラボレーションコスチュームというのがありまして。古参のファルコムファンを自認する私としては気にはなったのですがオフィシャルの紹介動画スクリーンショットを見てネタ的には満足してスルーしていました。

しかしここに来てこのファルコムコラボを含むセット商品のシーズンズパス2が期間限定で3割引(7/19まで)となり、再び興味が湧いてきたのでついつい買ってしまったのでした。
そんなわけで今更の人には今更でしょうが、古参ファルコムオタクの視点でこのコラボ衣装のレビューなぞしてみようかなと言うのが今回の記事です。

と言うわけで前置きはここまで、レビューは続きを読むからどうぞ。ただし、色々なファルコム作品のネタバレを含みますのでご注意を。
また、ゲームはCERO Dで17歳以上推奨ですがDOAという作品の性質上エロ目線の記述・スクリーンショットが入りますのでお嫌いな方はスルーでお願いします。



まず全般的な注意事項ですが、日本ファルコムのゲームは多くが「剣と魔法」を地で行くハイファンタジー作品であり、これらの衣装の元ネタも武器を持って戦うキャラクタがほとんどです。そのため、武器を背中や腰に差しているキャラが多いですが、当然これらはタダの飾りで使うこともゲームの邪魔になることもありません。
また、DOA5は格闘中に汗をかいたり体に土などの汚れが付くことをウリにしていますが、コラボ衣装では元への配慮かそれらが薄めになる傾向があります。「上着が汗で濡れて下着が透けて見える」などの演出は期待できませんので覚悟しておく必要があります。

さてそれでは始めましょう。紹介する順は元ネタの年代順です。再現度というか、似合って居るかどうかと、ポイントとなるネタに注目したいと思います。正面からの絵は先にも挙げました電撃Onlineの記事を見てください。


・レイチェル (ドーラ・ドロン/Brandish)

トップバッターはこの人、初出1991年のBrandishから、ヒロインのドーラです。
これは問答無用の名作(個人的見解)ですから納得の選出ですね。2009年にPSPでリメイクも出ているので若い衆にもアピール十分です。……あれ? 最新リメイクも7年前?
シンプルにビキニにマントという、初出の時点で既にパターン化されていた「悪の女魔法使い」スタイルです。しかし初代、2、3とマイナーチェンジしていった衣装ですが、肩当てや首元の宝石や紐が金になっているところを見るに、これはPSP版のデザインですね。

再現度についてですが、髪型をBにするとストレートロングになるので割と良いと思います。ドーラの毛先は丸まっているイメージですが、PSP板では縮毛矯正したみたいなのでこれはアリでしょう。
ただし動き始めるとレイチェルのラフファイトは魔法使いのドーラには似合いません。まぁアンバーと取っ組み合いをしてたりもしましたし、肉弾戦も意外といけるのかもしれませんが。ネックハンギングな投げ技は、往復びんたに移行してくれたりすれば最高だったのですがねぇ。

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(路地裏で女学生を暴行する賞金稼ぎの図)
なお、マントのせいで露出が少ないように思えますが、ゲーム中は少し動けばマントがひらひら持ち上がるのでエロ目当ての人も安心です。



・ティナ (メイル/ぽっぷるメイル)

続いて同年発売のぽっぷるメイルの主人公メイルに分したティナです。ぽっぷるメイルと言えば各種コンシューマ移植やドラマCDが数多くリリースされ、関連ラジオ放送まであった大人気作ですのでこれは納得の選出……
じゃねえよ。20年近くほったらかされたタイトルが今のゲーマーにウケると思ってるのかよ。これは明らかに古参狙い撃ちの撒き餌ですね。こういうのを見て長々語り出す奴が居たら四半世紀モノのファルコムオタクです。ウザくなる前に距離を取った方が良いでしょう(何)。

で、再現度ですが、割と良いと思います。いや原作がベタベタのアニメ絵なので顔が似合わないのとエルフ耳じゃないのはどうしようもないのですが、ティナもメイルも陽気な人格ですし髪色も真っ赤にしてますし、アレンジとしてドル袋を腰に付けていますがこれもメイルのイメージに合っています。
他のキャラと比べても浮いているように見える簡素なデザインは、当時の画面全体で使える色数が16色だったことと32x32ピクセルでキャラクタを表現しなければならなかったことを考えれば仕方が無かったのです。

モデリングで特筆すべき点は、レオタードの股部分に前後で切れ目がある点でしょうか。元のイラストでこんな作りでは無かったはずですし、DOAの他のパンツ類のモデルもこんな切れ方はしていないと思うのですが。
そのせいか、足を閉じた時に前と後ろで布の幅が違ってしまい尻にサポーターを仕込んでいるように見えてしまいます。勢いのあるヒップアタックをかますレスラーですから、しっかり保護しているのでしょう。

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あ、あと本来ブレストプレートであるはずの赤い前掛け部分は柔軟素材なのかしっかり胸が揺れます。



・ヒトミ (ティータ・ラッセル/空の軌跡FC)

現在も繋がる人気シリーズ、空の軌跡からの選出です。初出は2004年の英雄伝説VI空の軌跡ですね。中でも人気を集めたちびっ子エンジニア、ティータです。
ぶっちゃけ元が子供キャラなのでヒトミが着てもティータ感は皆無です。髪色もそのままだし、正拳突きをして残心を決めたりもしますし。でもまぁ、DOA女性陣の中ではロリ低年齢組なのでヒトミに対応させざるを得なかったのかもしれませんね。ロリキャラばっか人気になるのが悪いんや。
ポイントは動力砲に付いた熊のアクセサリと腰につけたハンマー。原作でこんなアクセサリつけてた記憶はない(そもそも武器は取っ替え引っ替えが基本)のですが、DOA側のアレンジでしょうか。ハンマーはSCのイラストで確認できますね。

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ところでこのハンマー、みんなが背負ってる武器と違い凶器攻撃に使ってもおかしくさそうでちょっと恐いですね。



・リサ (シェラザード・ハーヴェイ/空の軌跡FC)

同じく空の軌跡から二つ名持ちの正遊撃士、シェラザードです。褐色肌のキャラなのでリサにぴったりですね。
しかも髪色がAでリサの茶髪、Bでシェラ姉の銀髪になるのでどちらのイメージを大事にしたい人にも対応可能です。長髪にならないのは残念ですが、ベストといって良い対応でしょう。他のキャラもこうすれば良かったのに。
なお、再現度的にはルチャの動きがシェラ姉感ゼロなのであまり有りません。あと、これで気付いたのですがシェラ姉ってへそピアスしてたんですね……。

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ソバットはともかくルチャ特有の相手に絡みつくような動きには大変危険です。



・レイファン (エステル・ブライト/空の軌跡SC)

空の軌跡シリーズから主人公エステルの登場だ! これは外せませんね。衣装は2006年発売の2作目であるSC以降のスカートタイプです。いみじくもFCで本人が語ったとおり、下着が見えまくってます。
これもレイファンの黒髪成分が強く、茶髪でないのでエステル感は薄いですね。しかし背負った棒術の棍と中国拳法(太極拳)の動きが相性が良いので悪くない感じです。あとやっぱりスカート短すぎ



・ほのか (レン/空の軌跡SC)

同じく空の軌跡シリーズから大人気キャラ《殲滅天使》レンです。これもDOAで大人気のほのかにかぶせてきました。要所要所の凹凸は置いておいて身長的にロリ枠のキャラですから、まぁ妥当な対応と言えるでしょう。

髪色はほのかピンクのままですがレンが紫なので違和感はそれほどありません。といってもレンに見えるとは口が裂けても言えない状況ですが。ほのかのアイコンである手袋も邪魔をしていますし。水着とかでは外すんだから、コラボでも着けなきゃ良いのに。
ゲーム上のほのか自体は複数キャラの技のキメラなので、モーションが似合う似合わないという話もあまりできません。とはいえ、ゴスロリ衣装で酔拳とかプロレス技とか結構笑えるものがあります。
特筆事項として、スカートの中はドロワーズでお色気は期待できないのですが、インナーの色設定を変えるとドロワーズの色が変わるのはかなり高位のマニア向け要素だと思います。

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ドロップキックする《執行者》(黒ドロワーズ)。



・女天狗 (レア/Ys Origin)

続いて同年発売のYs Originから。ヒロインであり双子の女神の片割れレアです。
キャラとしてはもちろん1987年のYsが初出ですが、この衣装のデザインはOriginのみです。Windowsでしか発売されていないゲームですがシリーズ自体は今でも看板であり、その原点のキャラクタなので選ばれるのも妥当なところでしょう。
個人的にはやっぱり初代の赤ずきんスタイルのイメージが強いですね。一番好きなのはOVAの布巻き付けスタイルですが。

再現度はかなり良いです。女天狗自体が羽根つき・うちわ(ヤツデ)を持ちというアイコンの多いキャラですが、Originレアは有翼人ですし、手持ちもキーアイテムの銀のハーモニカという超重要アイテムが配されるのでまさに隙のない配置と言えるでしょう。
髪色もイメージカラーの紫になっており、力の入れようがうかがえます。前髪ぱっつんでテカりがあるのでヘルメットっぽく見えるのが玉に瑕ですが。なお、インナーのBを選ぶと青白縞パンになりますが、女天狗にもレアにも似合わないことこの上ないですね。誰が何を思って設定したのでしょうか。

見所はうちわで大風を起こすタメ技です。銀のハーモニカでぶん殴る爽快感は感激モノです。クレリア製なのでダルク=ファクトにもダメージが通ること請け合いです。つくづく、このシリーズが男キャラに非対応だったのが残念でなりません。

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全力で繰り出されるハーモニカパンチにザバ様もどん引き。



・紅葉 (フィーナ/Ys Origin)

同作から双子の女神の片割れ(妹)、フィーナです。初代とIIでヒロインを張っており、Originでは……どんな役割でしたっけ。とにかく、双子女神タッグを組むための選出ですね。
再現度ですが、一転して悪いです。紅葉の黒髪のままなのでその印象強すぎます。カツラかぶるのを嫌がったのでしょうか。コスプレイヤーの風上にも置けませんね、紅葉。
正直、余りものをくっつけた感が一番する組み合わせです。特筆すべき点は、下着がレア女天狗とおそろいなところですね。タッグを組ませるときは同じインナーを選ぶよう心がけましょう。

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なお、このモデルの編み上げサンダルだけ何故か低解像度のテクスチャが貼り付けられています。どんだけ不遇なんだフィーナ紅葉。



・クリスティ (ザバ/Ys Origin)

さらに同作から悪役・ザバ様です。初出は1988年のYs IIですがデザインはOrigin。IIじゃ単なる触手とコウモリの化け物でしたからね。あと会議が長引くイメージ。
プレイヤーキャラである田舎娘ユニカを差し置いての抜擢ですが、クリスティに合わせるためのチョイスでしょう。単に人気キャラを集めるだけでなくこういう配慮は嬉しいですね。
で、再現度はというと……立ってれば良いのですが、蛇拳の使い手なので姿勢が独特すぎてザバ感はありません。っていうかザバは立ち絵以外の印象は余りないのですが、浮いて魔法攻撃してくるんでしたっけ。少なくともシャアシャア言いながら突きを繰り出しては来なかったと思います。
なお、下半身は長いスカートですが動きが激しいので下着は結構見えます。



・マリーローズ (ティオ・プラトー/零の軌跡)

お次は軌跡シリーズから、2010年発売の零の軌跡の大人気キャラティオすけが登場です。もちろんDOAの大人気キャラ、マリーローズに合わせてきました。納得の配役です。
再現度はかなり良く、髪もしっかり青髪ツインテールでもちろん猫耳パーツもついてます。前述のザバ同様魔法系のキャラなので格闘には似合いませんが、マリーは構えが棒立ちなので普通にしていれば違和感も少ないですしね。あと体型が似通っているのもGood.
なお紹介動画でも見られるように関節技を決めるティオはなかなかのインパクトです。



・ミラ (ノエル・シーカー/碧の軌跡)

軌跡シリーズから続々、ノエル曹長の登場です。衣装はプレイヤーキャラとなる次作、2011年の碧の軌跡の衣装ですね。
余り似てないかなーと思ったら、バトルになると割とはまります。ノエルらしさはないのですが、軍隊調の警備隊のユニフォームとミラの総合格闘の組み付いて殴る蹴るの動きが割とマッチしているんですよね。
作中のノエルは銃を使うキャラですが、当然こういった訓練もしていたことでしょう。なかなか絶妙なチョイスかも知れません。



・こころ (リーシャ・マオ/碧の軌跡)

同作からエロ衣装で人気のリーシャです。巨乳が売りのキャラなのでDOAとの相性はばっちりですね。着るのは黒髪ロングつながりでかこころ。
しかしシリーズ最新作の閃IIで既にポリゴン化済みなのでインパクトは薄い目でした。



・かすみ (アリサ・ラインフォルト/閃の軌跡)

まだまだ続く軌跡シリーズ、閃の軌跡からヒロインのアリサです。順当に主人公のかすみに割り当てられています。まぁ文句のない線でしょう。
しかし髪色がかすみのままなので驚くほどアリサらしくありません。最初だれだっけと思い、背負った弓でようやく分かったレベルです。また元々ポリゴンで描かれていた作品なこともあり、新鮮さもありませんね。



・あやね (フィー・クラウゼル/閃の軌跡II)

同じく閃からフィーです。衣装はIIの旅装ですね。スピード主体のキャラなので、トリッキーな動きをするあやねと相性は良いです。
が、例によって髪色があやねの紫なので再現度は低めです。元々染めてんだから銀髪に染め直すくらいの気概がほしいですね。



・エレナ (ヴィータ・クロチルダ/閃の軌跡II)

さらに閃IIから敵最高幹部の《蒼の深淵》クロチルダです。扮するエレナは元々ドレス系の衣装が多く、また歌手つながりもあるのでかなり似合っていると言えるでしょう。髪色は例によってエレナの金髪のままですが。
注目すべき点は背中と胸元のシースルー部分も汗で濡れるところでしょう。前述の通りコラボ衣装は汗汚れに強いので、これはなかなかレアです。あとどーでも良いことですが杖の先端のローポリ感が個人的に気に入っています。



・フェーズ4 (アルティナ・オライオン/閃の軌跡II)

ラストは閃IIの中ボス、アルティナです。目立たないポジションのキャラですが、無表情とイメージカラーの黒がフェーズ4に完璧にはまっています。これは文句なくナイスチョイス。髪は染めてませんが、かぶり物をしているので違和感は少なく再現度もばっちりです。
惜しむらくは蒼エレナと違い、背中のシースルー部に汗をかかない点ですね。サービス心が足りん、サービス心が(何)。




以上、全16キャラを一気に紹介してみました。後半明らかに熱量が下がったのはおっさん故の思い入れの違いと言うことでご容赦を。
髪色についてずいぶん言及しましたが、やはり第一印象は頭部からくるので、これはなるべく元ネタに合わせて欲しかったところですね。対応がばらばらなのも謎でしたし。リサのようにDOA側にもファルコム側にも対応できるのが理想なのですが。

特に気に入ったのは女天狗(レア)とフェーズ4(アルティナ)ですね。それぞれ特徴を活かしてうまく料理してあったと思います。
また、エロさはどうだったかというと、全体的にそれほどでもなかったと思います。やっぱりどうしても原作との差とか細かいところに目が行ってしまうんですよね。一緒に買った他の衣装の方がエロさは上だったと思います。

こうまとめてみるともっと色々な作品から出して欲しかったなと思うのが正直なところですが、まぁ人気作の軌跡シリーズがメインで、メイルらは精一杯のおっさんサービスだったのでしょう。
ともあれ、衣装系のDLCをまともに買ったのは始めてでしたが中々楽しかったです。こういう元ネタありの衣装は是非野郎共にも作って貰いたいものですね。DOA男キャラは女キャラ以上にバリエーション豊かで良い素体揃いですので。
とりあえずファルコムコス男版を作るなら、バースにゼムン・ウォーゼン、エリオットにセリオス王子……とかやってると収拾がつかなくなるので、これにて終了としましょう。
ラベル:DOA5 PS4 格ゲー 女闘
posted by ひろし at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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