2015年12月21日

東亰ザナドゥ (7)

東亰ザナドゥのプレイ記、最終回です。最終回なので、いつも通り総評と参りましょう。
まず全体の評としては、丁寧な作りの凡作と言ったところです。3Dアクションゲーム、RPGのどちらから見ても一定の水準は保っているものの、これと言って売りになるポイントは無いんですよね。
グラフィックは美麗と言えるレベルではありませんが、ダンジョンのバリエーションが多く飽きません。BGMもこれと言った曲はありませんが、歌以外は統一感があって悪くありません。
ストーリー展開もテンポ良く、また綺麗に完結するところに好感が持てます。が、テキストと演出に難があります。……と一長一短ありながらまとまったゲーム、というところです。
あと、オールドファン(=おっさんゲーマー)として言わないといけないのが、別にザナドゥ関係ねーじゃんの一言ですね。いやまぁ予想はしていましたが。

悪かった点は、なんと言ってもテキスト
今までも何度も書いてきましたが、軌跡シリーズのテキストは好きになれず今回もその延長線上です。これまで「次回作で改善して欲しい」とか書いてきたと思いますが、今作で考えが変わりました。
もうこの人降ろして欲しい。
台詞回しや演出に癖があって発言がパターン化するだけならまだしも、常識や論理性の段階でかみ合わないので読むのが苦痛です。
これ以上の脚本が書ける人材は居ないのでしょうか……もうちょっと会社として頑張って欲しいものです。

お気に入りのキャラは……今回はなしで。最初の印象が良かったキャラも会話が増えるにつれどうでも良くなっていってしまったので……。強いて言うなら癖のある発言の少なかったメインヒロインのアスカが悪くなかったレベルですかねぇ。
ゲーム的な性能面では、一撃が重いシオ先輩やビームが楽しいリオンが好印象でしょうか。実際に良く使ったのは足の速いアスカ、ソラ、リオンあたりですね。


と言うわけで、ゲームとしての品の安定感は高いゲームですので、キャラなり歌なりアクションパートなり、何か興味を持った人には勧められるゲームです。
また、近年の日本ファルコムのゲーム的要素が詰まったゲームなので、ファルコムゲームの入門にも良いと思います。アクションが気に入ったらYsシリーズ那由多を、RPG的な側面が気に入ったら軌跡シリーズをお勧めします。でも一番お勧めなのはブランディッシュ……。


さて、続きはネタバレ込みのプレイ記。本編クリア後からになりますのでご注意下さい。


エピローグの章からスタート。消滅したかに見えたシオリ@大怪異は神的存在にトラップされてまだ存在している、助けたかったら神の居る異界へGo、ただしそれには鍵が複数必要だ!
ということで市内を巡っての鍵集めが今回のミッションです。危機を回避するためでなく、失われた知己を取り戻すための戦いということで、BGMも全体的に明るく希望に満ちた感じです。
鍵集めは新たな異界ダンジョンだったりドラマ付きお使いクエストだったり様々です。クエストは例によってNPCたちが作中で引きずってきた問題が解決したりする訳で、感慨というわけではありませんが何かやりきった感が出ますね。写真家のおっさんのクエストとか。

ダンジョンはクリア後の難度とはいえフリーなのでボスもおらず、大した苦労もせずに鍵集め完了。そしてラストの異界へ。ダンジョンはなく、いきなりボス戦が始まってしまいました。町歩き用ゴロウ先生のまま来てしまいましたが、まぁ特に装備が弱いとかもないのでそのまま頑張ります。
裏ボスは幕間ボスの大狐のパワーアップ版。攻撃の速さも広さも痛さも格段に上がっているので結構厳しいです。が、ヤバくなったら距離を取って自動回復&攻撃回復でじわじわ回復、とラスボスと同じような戦法で体勢を立て直します。
ある程度ダメージを与えるとBGMが変わり主題歌をバックに戦うことになります。あまり好きな歌でもなかったのですが、戦闘に合わせると中々良いですね。
そんな感じで裏ボスを倒し、神の力でノーペナルティでシオリは復活。しかもちゃんと「居たことになった」ようなのでこれからは市外にも出られるようです。めでたしめでたし。
最後にゴロウ先生が「ハッピーエンドは良いもんだ」と2重エンディング構造を肯定するような発言で〆めますが、ちょっとメタ的自画自賛で嫌ですねぇ。閃のシャロンの「良いオチが付きましたね」よりはマシですが。

シオリ復活の奇跡ですが、怪異がやると制限付きでも色々問題を引き起こし、神がやったら無制限無問題ってのは正直ちょっと釈然としませんね。「格」が違うにしても。
日本では神も鬼も妖怪(作中の怪異はこのくくりだと思う)も根を同じくする存在で、私としては名前以上の区別のないものだと思っているのですが、どうやら怪異と神は完全に別モノのようです。
まぁ、このゲームでの「日本」は描き尽くされた訳ではないので、神の扱いも我々の日本と違うのかも知れませんね。特に宗教関係は名前をもじってありましたし。
というか、この件に限らず「現代日本」を舞台に設定した狙いというかゲーム上での効果みたいなものがイマイチ感じられなかったんですよね。
問題解決は全て異界に殴り込んで武器を振り回してやりましたし、SNSもキャンプメニューに理由付けした以上の意味はありませんでしたし、都市型のシナリオは零の軌跡で既にやっていましたし。
次回作を検討中とかいう話題が出ていましたが、作るもうちょっと日本に踏み込んでみて欲しいですね。ついでにいろいろなオブジェクトの作り込みも含めて。

それはともかくエンディングです。打ち上げパーティのため連絡を取り合うキャラクタたちの一枚絵と共にスタッフロールが流れ、END。
クリアデータをセーブすると、これまたお約束の2周目への引き継ぎができます。今回もクリア回数に応じたポイント制で引き継ぎ&パワーアップ項目を選べると。
項目は全部で20ポイント分、引き継ぎ要素が10で、衣装や絆無制限などの便利要素が10。1回クリアでなんと10ポイント貰えるので2周クリアすれば完全な訳ですね。3周必要だった軌跡に比べ楽になってますね。
そしてポイントを消費しない、敵Lvを50底上げするインフィニティモードという項目も。ゲーム難度と別々に設定できるので、ナイトメア+インフィニティが最高難度という位置づけなんですね。同名の難度が那由多にもありましたが、少し進歩した感じです。Infinityという言葉が適当かどうかは議論の余地がありますが。

1週目はハードで解いたので、2週目はナイトメアインフィニティでやるのが筋でしょう。しかしその前に1周目のやり残しをどうにかしたいところです。
と言うわけで、攻略サイトで調査。最近はゲームの発売と同時にWikiを作るだけ作って放置というサイトが多くて探すに手間がかかりますね。とりあえず一通りが載っていそうなサイトがあったので、参考にさせて頂きます。
どうやら2周目で追加されるのは高難度のフリーダンジョン(と報酬の強力なアクセサリ)だけで、クエストや真相謎解き要素なんかは増えないようです。
となると1周だけでもいいかなーとも思ったのですが、せっかくアクションRPGなので高難度をやらないのも損なのでやはり2周はクリアしたいところです。ストーリーや絆イベントがかったるそうですが……。

と言うわけで1周目をなるべく完全な状態にしましょう。
まずクエスト。追加がない割にコンプリートのトロフィーが取れなかったので攻略サイトと見比べてみますと、最終話でアイドル捜しのクエストを見落としていたようです。これは2周目でやるしかありませんね。
しかしエピローグで彼女らに会ったとき「災害時は市外に居た」と証言していたのですが、クエスト如何で台詞が変わるんですねー。……受けといてクエスト達成せずにゲームクリアしたら、自力で生き延びたことになるんでしょうか……。
その他、ダンジョンの評価は全てSになっていますが、宝箱が100%じゃないところがいくつかあったので、これも1周目のうちに埋めておきます。
後は高価な素材(霊石など)を集めてアビリティの強化や超レア系のエレメント交換〜、とかもありますがそこまでやるのも億劫なので止めておきます。
これで準備完了。再度裏ボスを倒して2周目に入ります……。


が、今回はここまで。2周目はプレイ中ですが、特に大きな追加要素も無さそうなのでプレイ記もこれで終わりにしたいと思います。
追加されたダンジョンにあっと驚くような仕掛けがあったらまた記事を書くかも知れませんが、まぁそれはその時で。
posted by ひろし at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームプレイ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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