2015年09月16日

Chain Chronicle Global 独自要素紹介

短期集中連載 Chain Chronicle Global (以下CCG)の紹介記事・第3弾にして最終回です。
今回は、CCGの持つ独自のコンテンツやシステムなんかを紹介します。本家チェインクロニクルと分かれてどのような進化を辿ったのか、辿りつつあるのか、その一端をお知らせできればと思います。

全体を通して感じるのは、「これ日本じゃ採用できないだろうなー」という要素が多いことです。具体的には日本のソシャゲーマーの多くが忌避するプレイヤー間競争・課金者優遇などの要素ですね。
実のところプレイヤーなんてのは国を問わず大差なく、上記のようなのは西洋のユーザーにも嫌われています。フォーラムでは安定して投稿数の多いトピックで、激論が交わされているみたいですし。
じゃあ何が違うかというと、運営会社がプレイヤーに配慮している(または、し過ぎている)かどうかの違いだと思います。
CCG の Facebookページなんかを見ると、こういう追加要素への文句とかガチャで○○が出ねー詐欺だーみたいなコメントが結構出ています。しかし、運営会社の Gumi は作中のキャラ「ピリカ」をアバターにしたコメント返しでのらくらとかわすのです。
(例:プレイヤー「レイド特効武器の倍率低すぎ、どうにかしろ!」ピリカ「そう? 前と同じだけど。副都の開発チームに伝えとくよ」みたいな感じ)
正直、日本のゲーム会社もプレイヤーに対してこれくらい突き放した態度で良いと思うんですがね……。今から変えるのは難しいでしょうけど。

前置きが長くなりました。続きは各コンテンツの紹介です。例によってチェンクロプレイヤー以外には分かりにくい話だと思いますので、興味の無い方はスルーでお願いします。



まずは下の画像をご覧あれ。見慣れたチェンクロのマップ画面ですね。さてここは一体何処でしょう?
nearvc.jpg
ここは聖王国(Holy Kingdom)の副都(Vice Capital(注:「悪の街」ではない))近郊の地図です。
いつの間にか周辺に施設がやたら充実しています。っていうかここだけ過密すぎです。カジノも来たら大変だ。
この、見覚えのない施設らこそが、CCGのオリジナルコンテンツの舞台となるのです。
---(10/11 追記)2015年10月6日にCCG第2部(V2)が実装され、これらの施設は別マップMystery Islandに移されました。この画面はV1でのみ見られました---

では順に紹介していきましょう。
なお以下の文中の「精霊石」は分かりやすくするためCCGの Prysma を本家の精霊石に換算して示しています。精霊石 1個 = Prysma×10 で等価になります。


Sage's Gauntlet

疑似PvPコンテンツその1。ランク6から遊べます。
中に入ると専用マップに移動し、道中に待ち構える他ユーザーのパーティと戦いながらゴールを目指す、というコンテンツです。APは消費しません。
戦えるのは最初に選んだ10人のみで、戦闘毎にメイン4人サブ2人を選んで戦います。勝ってもダメージや余ったマナは蓄積し、次の戦いへと引き継がれます。負けても敵の体力は減っているので、残ったメンバーで再挑戦する事もできます。
道中には敵と報酬が交互においてあり、たくさん倒すほど報酬もたくさん貰えるわけです。もちろん、進めば進むほど敵も強くなります。
10人が全滅するか敵8パーティ撃破してをゴールにたどり着くとそれ以上遊べませんが、このモードは1日2回、1:00と13:00(太平洋標準時(PST)。日本時間(JST)に変換すると6:00と18:00)にリセット権が貰えるので、好きなタイミングでリセットして再挑戦することができます。

PvPについては多くは語りませんが、ほぼ対等の条件の中「スキルの無敵時間」だけはプレイヤー側の特権なので、これを駆使することである程度の戦力が整えば全員Lv80の部隊(恐ろしいことに割とよく出てくる)にも勝つことができます。
見事8戦全部クリアした時の報酬総量は1000枚の Honer Token (4000枚で1回、R以上確定のガチャが引ける)と、ランダムで決まる成長アルカナなどのアイテム。
特に重要なのが6戦目のランダム報酬で、精霊石やスタミナの実や復活の実がたびたび出てきます(ハズレは成長IIIやフォーチュンリング)。なんとか6戦目まで勝てるようになれば、無課金の重要な精霊石源になりうるコンテンツなのです。



Colosseum

疑似PvPコンテンツその2。ランク8から遊べます。これもAPを消費しません。
戦闘部分は Gauntlet と変わらないのですが、このモードの特徴はランキング戦であることと、上位の報酬が豪華なことです。
報酬はPSTで日付の変わる0:00(JST 17:00)時点の順位で決定されます。報酬の中身はHoner Token, アルカナコイン, Gold, 成長アルカナなどですが、500位以内に入れば精霊石が1つ、100位以内なら2つ、50位以内なら3つと増えていき……1位なら、なんと20個
この報酬が毎日得られる可能性がある訳です。否が応にも盛り上がります。

遊び方は、まず自分のランクよりも上位のプレイヤーが3人表示されます。1人を選んで戦闘を開始し、勝てば彼我のランクが入れ替わります。負けたら順位は動きません。単純明快です。
1戦すると、次の戦闘までに5分の間隔が必要になります。そして、1日に自分から戦闘を仕掛けられる回数は5回までと決まっています。これがこのモードのキモです。
と言うわけで、順位確定のJST 17:00が近づくと、Colosseum はにわかに活気づきます。特に残り30分はすさまじいデッドヒートが繰り広げられ、CCGプレイヤーらは戦果に一喜一憂するのです。
正直、日本の勤め人にはすさまじく不利な時間設定です。というか16:30から30分休憩を取れる仕事でも無い限りまともな順位を目指すのは無理です。この辺、Globalを謳っているからにはどうにかなってくれると良いんですがねぇ。リセットタイミングが毎日2時間ずつズレるとかさー。
他にも色々戦術やテクニックもあるのですが、概要はこんな感じです。



Black Smith

最近のゲームの流行り、クラフティングコンテンツです。
ここでは13種類のCCGオリジナル武器(ランクA)を作ることができます。
武器を作るには材料としてそれぞれの Fragment(欠片)を 35〜65個ほど集めなければいけませんが、ここではその欠片を作る事もできます。
欠片1個の作製には、それぞれの武器に対応したキャラクタ(主にSRとUR(本家のSSRのこと))が、10〜30時間程度 Black Smith で鍛冶作業をする=拘束されることで得られます。その間、そのキャラはクエストや Gauntlet に出ることができません(パーティも組めない)。
このため、せっかく手に入れたSRやURキャラが鍛冶可能だった場合、戦闘を一回もすることなく鍛冶場に入り浸るということがCCGではごくごく普通の光景です。
ウチの義勇軍でも、アイリやライラらが実戦を経験する事無く日夜労働に励んでおります。嗚呼、女工の悲哀……。

こうして1〜2ヶ月程度かけて作られた武器は、こんな感じです。
crafting.jpg
……正直、どれも色使いがドギツく、デカく、ゴテゴテして……まぁ有り体に言うとダサい。しかしその性能は凄まじいものがあります。
防御ボーナス18の剣、ダウン耐性のアビリティ付きの槍、スキル効果を1.21倍にするロッド(聖)、スキルに時々スロウ効果を付与する杖(魔)、黒の軍勢に対して2.25倍のダメージをたたき出すアビリティの付いたハンマー……。
ちょっと待て特に最後の。武器に付いてて良い倍率じゃないだろ。レイドじゃねーんだぞこら。
これらが時間さえかければ無制限に作れる訳ですから、CCGの義勇軍(Volunteer Army)の武器事情はかなり余裕があります。ダスティ涙目。
そんなわけでちょっとぶっ壊れ気味ですが、CCGで世界を救いたかったら打武器戦士がお勧めです。なんだこの結論。



Mystic Forest

ここは Black Smith の補助施設(?)です。
13個の日替わりクエストがあり、全種類の欠片を入手するチャンスがあります。
クエストはクリア型で4戦からなり、戦闘毎にランダムで欠片を1個ドロップする可能性と、4戦クリア報酬で1個の欠片が得られます。つまり、最後までやれば入手量は1〜5個です。
クリアしたクエストは無くなりますが、PST 16:00(JST 9:00)でリセットされて復活します。この森に通い詰めれば、鍛冶キャラが引けなくても0.5〜2ヶ月くらいで欲しい武器を作れるというわけです。
鍛冶場の隣で欠片が拾える森……失敗作の不法投棄でもしてるんでしょうかねぇ。

なお、1戦毎の消費APは12(初期は15だった)。得られる経験値は200。ごくごく希に成長IIや研磨も落ちますが、基本的に武器の欠片以外の報酬は無いに等しい状態です。
なのであまりここに通い詰めていると、いつまで経ってもランクもキャラLvも上がらないという危険なエリアでもあります。
しかしそれでもCCGプレイヤーの人気AP消費スポットとなっており、「やること無いなら森」が共通認識になっています。



以上が、副都周辺に密集する追加コンテンツ群でした。
しかしこれだけでは終わらないのがCCG。
もう2つほど、施設を使わない独自システムを紹介しましょう。



AP Buddy System

フレンドからAPを貰ったり貰ったりできるシステムです。何を言っているか分からないかと思いますが、私も最初意味が分かりませんでした。
実装のアナウンスはこちら
要は、フレンドに「APを1送る」と、送られたフレンドは好きなタイミングでAPを1受け取れるのです。送った側はというと、APが1増えます
どーいう理屈でそうなるのか全く分かりませんが、とにかく送ったらお得なのでみんな送りましょう、送りあいましょうということです。
一度送ると24時間送れなくなるので、最大で1日1回。フレンド数は最大50人ですから、送るだけで1日に使えるAPが50増えると考えて問題ありません。
フレンド全員がこちらに対して送ってくれていれば、受け取りでもさらに+50。APの1日の自然回復量は180ですから、上手くすると半日分以上のAPの得になるわけです。すごい。

プレイヤーには得しかないシステムですが、アクティブでないプレイヤーをフレンドにしていると、送ってもらえる機会の損失になるわけです。(相手が受け取っていなくてもこちらから送り続けるのは問題無い)
と言うわけで、ログインしなくなったフレンド等の整理が促進されるという負の側面もないではありません。
極端に神経質なプレイヤーなら「24時間毎に遅滞なくAPを送ることを強要されている! 糞要素!」くらい言うかも知れません。正直こーゆー手合いはゲームなんかやってる場合じゃないと思うのですが……。



VIP System

累計の課金額に応じて恒久的な優遇が得られる、禁断のシステムです。正直、日本で導入されたら非難囂々で2chあたりが荒れまくることでしょう。
実装のアナウンスはこちら
今までに購入した精霊石の数≒課金額に応じて VIP Level という数値が上がっていき、ゲームシステム全体として色々な恩恵を得ることができます。
具体的には、APやソウルの回復が早まったり、合成時の大成功確率が上がったり、宝箱のドロップ率が上がったり、Colosseum で戦闘できる回数が増えたり……などです。また、VIP level が5以上になる(2セット(98個×2=$99.99×2)の課金)と、無料のVIPガチャが24時間毎に引けるようになります。

まあこのシステムの是非は置いといても、他プレイヤーに大きな影響を与えるのが Colosseum の戦闘回数です。実際のところVIPシステムが実装されてから目に見えて順位が上がらなくなりました。
上位者は大量に精霊石を買っている人も多いでしょうし、ますます熾烈な争いになっている……のだと思います、たぶん。
と言うわけで「無課金の貴重な精霊石源が奪われた」という声もプレイヤーから上がりましたが、まータダで遊んでいるんだから文句も言えないよなーと言うのが私の感想です。

ちなみに最大の VIP Level 15 に到達するためには、精霊石を9,016個買う必要があります。98個を92回、つまり約$9,200払うことになるわけです。ドル120円で換算すると約110万円です。
それだけ払ってるんだからあんたそりゃVIPですよ。上得意様ですよ。タダガチャが12時間毎に引けたって、APが7分で回復したって、ドロップ率が30%上がったって、コロシアムで10回戦えたって、良いじゃあないですか。
とまぁ、こんな感じでおおらかに構えるのが一番です。はい。



以上、CCGの独自要素の紹介でした。
他にも経験値&ゴールドブースターとか★5武器強化アルカナとか独自敵キャラとか細かいオリジナリティはあるのですが、キリがないので紹介しません。
最初に書いたように、今回の記事で挙げた要素について忌避感を持ったチェンクロプレイヤーの人も多いかと思います。ですがやってみると楽しいコンテンツもありますので、気になったら試しに遊んでみてはいかがでしょうか。
ただし、2個前の記事にも書きましたとおりCCGは日本ではサービスが提供されていないため、始めるにはちょっと手間がかかります。また、サポートが受けられなくても文句は言えないというデメリットもあります。
それでもやってみようかなーという人が少しでもいたら、一連の記事を書いた甲斐があったかなと思う次第であります。

---(2016/1/24追記)2016/2/29をもってCCGは終了する事が決定し、新規にダウンロードして始めることはできなくなりました。(追記ここまで)---
posted by ひろし at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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