2012年08月08日

那由多の軌跡 (3)

那由多の軌跡、プレイ記の第3回です。
このゲーム、親切なのは良いのですが正直過剰に思える点が多々あります。
まずワールドマップのアイコンですが、クリアに必須でない便利屋の仕事イベントが発生する箇所も表示されてしまうので、探索の手間が無くなる反面ヒントから場所を考える楽しみが無くなってしまっています。
また、ステージ内の時限式の仕掛けも作動時に時間制限があるよという表示とゴールが明示され、残り時間も表示されるという丁寧さ。後半は表示が少し簡略化される?みたいですが。
何というか、こういうのに慣れちゃうと他のゲームをやるときに苦労しそうですねー。堕落を誘う仕様に思えてちょっと残念。

さて、続きはネタバレ込みのプレイ記です。今回は一応エンディングまで行ったので、ストーリーに関するネタバレ多めです。未プレイの方は閲覧にご注意ください。



さて、前述の通りエンディングまで進めましたのですが、前回「期待していない」と書いたストーリーが流石に後半は面白くなってきました。シナリオ云々というか舞台装置が面白い。
冒険の舞台となるテラがナユタたちの世界(地上)の上空にあるのはほぼ公然の秘密でしたが、まさか手前側の月がその正体で、形状もアイスクリーム型でドームをこちらに向けていた〜というのに割と意表を突かれました。
それで面白くなってきたところに今度は世界が過去に滅んだ傷跡として、惑星の半面がえぐれている姿を外から眺めるというシーンに衝撃。再現動画で吹っ飛ぶ瞬間を見せられた時よりも、時間が経過した現在でもその痕がそのまま残っているというのが非常に来ましたね。
「半球だった」という点ではテラの正体判明時の天丼的な見せ方なのですが、受ける印象が全く違うのが対比になってまた良い。正直、この映像を見せられたら即再創世支持派に回っちゃいますわ。

まぁ、質量が大幅に変化した惑星の軌道が大丈夫なのかとか、数日経っても位置が動かない2つの月が重なって見える=静止軌道が2つあるのはアリなのかとか、テラの重力を振り切って離脱した遺跡が惑星に落下する確率って相当低いんじゃないか=遺跡崩れまくってね? とか色々言いたいことはあるのですが、その辺はミトスパワーで説明が付くのでしょう、多分。
ともかくこの世界滅亡の爪痕は久々にヒットしました。ぶっちゃけ「過去の人間が世界を滅ぼしたから人間を滅ぼしてやる〜」的なRPGはこれまで色々プレイしてきましたが、今回は一番敵側の説得力があったように思えます。放射能汚染を連想させる奈落病はちと余計な気もしましたが。
正直、ナユタの主張はそれを覆す物だったかと言われると疑問です。また、起きる前はどれだけ生きていたか分かりませんがリアルタイムで人間による世界滅亡と父の死を経験し、起床後はせいぜい数日しか残され島にいなかったクレハが再創世をやりたがらないのもイマイチ納得できません。
ついでに言うと残され島の住人がクレハ救出にこだわるのも釈然としなかったのですが。もうちょっと話の前半から島に滞在して、2〜3のイベントで交流が描かれれば良かったと思うんですがねー。
まぁ、主人公とヒロイン&親友が分かり合えず対立したまま本気で殺し合っちゃったらストーリーも糞も無くなってしまうんでしょうが……。

ちなみに話の本筋は、親玉(実は偽父)を倒して世界の危機を回避するも、クレハとシグナはテラと共に宇宙に飛んでいってしまうのでしたー、というあたりで一旦クレジットへ。
おいおい声優だけのスタッフロールかよ……と思ったら終わりじゃないですよーの表示の後、タイトル画面(もどき)に入って後日譚が始まりました。こちらは1年後、再接近してきたテラに乗り込んでクレハとシグナを助けに行くというお話。戻ってくるの早すぎだろ、天体。
「後日譚」という表記からクリア後のオマケ的な位置づけかとも思ったのですが、正式に終わっていない宣言も出ていますし、本編の一部なのでしょう。じゃあ「終章」って何だったんだよ感がアリアリなのですが。
世界滅亡を喰い止めるために戦った最終章と、友人たちを取り戻すために戦う後日譚。ちょっと珍しい構成だとは思いますが、お話のクライマックスはどう考えても前者なんですよねー。
犠牲を伴う解決という結末と大団円の両立を狙ったのかも知れませんが、ちょっとこの詰め込み方は不自然に感じました。言うなればリメイク版で追加されたパートのような印象です。
ともあれ、後日譚の結末はクレハとシグナのみならずノイも救出して全員で地上に降りる、という絵に描いたようなハッピーエンド。その後のライラ達との絡みとかも期待したのですが、そこは語られませんでした。うーん、残念。


この後、例によって2週目が遊べるようですが本日はここまで。
今回はストーリーに関して思うところを語っただけでいつもくらいの量に増えてしまったのですが、それだけ話に集中できた訳ですからお話は良かったんだと思います。
勿論、アクションゲームとしての面でも色々感想があるのですがそれは次回にまとめてということで。

そうそう、ストーリーに関してもう1つだけ言いたいことがあるのでした。
とりあえず1週やっただけですが、 これ軌跡シリーズと全く繋がらないじゃん。
異世界とかで繋がるのかと思っていたのですが、どうもそーゆー方向も無さそうな世界観です。本気で、セールスのためだけにゲームタイトルを付けちゃったんですね……。
posted by ひろし at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲームプレイ記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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