2008年12月16日

LEAVEs 英語版 (1)

半年ほど前プレイしましたTRUE REMEMBERANCE英語版の訳者さんでいらっしゃいます朴昇龍さんから、AL|TOGETHER 2008というイベントを紹介していただきました。
ご本人の言葉を借りれば「ノベルゲーム英訳祭り」ということで、色々な翻訳者さんが共同で6つの和製ノベルゲームを英訳し、公開されているというものでした。

で、せっかくなので1つ手を出してみようかと考え、6番目のLEAVEsをプレイし初めて見ました。ほ、ほら朴さん担当だし。決してこれだけ18禁だったから手を出したわけじゃないこともないぞ。
オリジナルの日本語版タイトルは「LEAVEs.」で2005年にbekko.netさんが公開されたフリーゲームということですが、探してみても現在Webページは見つからないようなので、配布元にリンクすることで。

さて、久々の英語ゲーですが、例によって日本語版はプレイせず、予備知識0で読んでみます。ということで、続きのプレイ記にはネタバレどころか誤読や曲解が含まれていますので読まれる方はいつも以上のご注意を。



冒頭の意味のつかみづらいモノローグはパス。(ぉぃ
子供時代の回想シーンからスタート。砂場で遊ぶ3人組のうち、トモヒロトウカが言い争ってます。
人形遊びの男役をガキ大将・トウカ(♀)がやろうとし、女役をトモヒロ(♂)に押しつけようとして反発されると。最終的にとっくみあいに。
それを見ていたマツリ(♀)が、「帰る時間だ」と的外れに?仲裁。というのが人物関係のようです。少なくとも幼少期では。

しかし初っぱなから色々面白いですな。使っている人形はBarbieとKenだし、マツリが囃し立てる台詞は「Liar, liar, pants on fire」で、ググってみると英語の一般的な子供の囃し方のようです。
文化がローカライズされてますなー。元は「嘘つき毛虫、つまんで捨てろ」とかだったんでしょうか。あれ、「泣き虫毛虫〜」だっけ?
ひょっとすると、人形も元はリカちゃんとワタル君だったりして。いや、ワタル君よりはケンの方がメジャーか、日本でも。
後、「百万回」と片方が言うともう片方が「億千万回」とか言い返したり。何処の国の子供もやることは変わらんのですなー。kajillionはgazillionの言い間違いかな?


01話。
ぼろアパートで目覚める主人公トモヒロ。ベッドには裸のトウカ。これが現在(高校生?)の関係のようです。
ラブラブカップルのようなじゃれ方をしたかと思ったら、トウカが愛を語るとそれを笑い飛ばすトモヒロ。トモヒロはナイトクラブで働き、トウカは売春をしている?ようで、学校に所属はしているものの真面目に通っていない模様。
うーん、言葉遣いとかが分からないので人格がいまいち不明ですが、中々サバサバした連中ですな。トモヒロはトウカと恋人という意識はないものの、売春には良い気分ではないと。
後は、飛行機事故のニュースを見て昔聞いた歌が〜とか語り出すトウカとそれを疎んじるトモヒロ。アレか。「居ませんでした、居ませんでした、居ませんでした」ってか。

アパートを出るトモヒロ。街をうろつきながら考えて曰く、人混みは嫌いだとか商店街の連中は金の亡者だとか。
うーんこの主人公の性格といい、なんか散文的な文章があったかと思えば1つの情景の描写を色々言い換えてみたりするところといい、所謂ラノベ的な作風なのかな。
そんな主役の視界でアロハシャツの男のしつこいナンパを嫌がる女の子。当然トモヒロ君は華麗にそれを無視。冷めとるなー、と思ったらいきなり女の子の散歩していた犬を蹴り殺すナンパ男。ぉぃぉぃ、何処の無法地帯だよ。
これに怒った?トモヒロ、アロハ男の背後から跳び蹴り。ひでぇ。アロハは立ち上がり反撃するも、トモヒロがも一発殴ってKO。やってて良かった空手6年。素人を殴っちゃ駄目〜とかはトモヒロ・ザ・アウトローには関係無いようです。

助けた女の子に愛想もふらずクールに去ったトモヒロ、今度は綺麗なアパートへ。ここが本来の彼の家で、ぼろアパートはトウカの家だったようです。
そこに待ち構える第2ヒロイン、マツリ。クールな黒髪眼鏡っ娘に育っていました。天然系かと思ったのに。
この辺で彼らの境遇紹介。トモヒロとマツリは捨てられた孤児で、トモヒロは養い親から良い家を与えられているものの余り居着かず半放置状態。トウカは孤児院? マツリは逆に金持ちの子でお嬢様学校通いだそうです。
で、マツリがトモヒロに詰問。曰く、薬物に手を出してないか。トウカはやってるだろ、と。おぉ、いきなりヘビーな話だ。動揺するトモヒロ。
3人、幼馴染みとは言えあんま仲良くは無さそうです。というかマツリが歯に衣着せぬ性格なだけか。売人が同年代という噂でトモヒロを怪しんだり、トウカは孤児という境遇を盾に甘えてるだけだとか言ってみたり。
特にトウカに厳しいマツリ。トウカを庇うトモヒロにも同じく、というかトモヒロに気があるっぽい感じですが。
その後、マツリは去って01話完。



まー役者が顔出しする導入部分でしたね。今後どんな話になっていくのか。そして尺はどれくらいなのか。
……1週間くらいでクリア出来たらいいな……(弱気)
ラベル:win LEAVES ADV 英語版
posted by ひろし at 09:06| Comment(4) | TrackBack(0) | ゲームプレイ記(18禁) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!すばらしい!ひろしさん、ファイト!

原典にはライトノーベルのような作風があったため、やっぱり「英語のノーベル」に似合う英訳スタイルが必要だと思いました。

でもやっぱりエロシーンを英訳するのは難しい(汗
Posted by 朴昇龍 at 2008年12月17日 00:41
コメントありがとうございます。
英訳の文を読んでいても、何となく元はこんな感じなんだろうな、ってのが伝わってきて面白いです。

……にしても、ここのプロフィール欄の記述でメールが届くなんて、流石は翻訳家ですね。感服いたしました。
Posted by ひろし at 2008年12月17日 22:04
はじめまして。LEAVEs.作者のイヌガミです。

ひろしさん、レビューで取り上げてくださいまして、ありがとうございます!
英語の苦手な私が、英訳の話題に気づけたのはひろしさんのおかげでございます。

朴昇龍さん、訳してくださいまして、ありがとうございます!
("AL|TOGETHER 2008"のページに行ったら、「訳者が3回変わった」みたいなことが書かれてあったんですが、実話なら頭の下がる思いです・・・)

2005年の作品が2008年に英訳で公開されるなんて夢にも思わないものでして。フリーで公開してよかったなーと今更ながらに感じているところです。

作品公開当時は学生、今はサラリーマンでございますが・・・
やっぱり創作っていいね!と心から思いました。

重ねて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
Posted by inugami at 2009年03月07日 23:54
おおお、原作者様からコメントを頂けようとは。こちらこそ感激です。
いい加減な感想とまとまりのない文章のブログで申し訳ない感じすらします。

LEAVEs.は、最近のテンプレート通りのストーリーが多いエロゲに慣れてしまった身には新鮮で、面白く読ませて頂きました。
しかし、英語版の制作ってイヌガミ様もご存じ無かったんですね。うーん意外。
Posted by ひろし at 2009年03月08日 22:54
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